日々の勉強のお供にしているものがあります。それは『香り』です。
どーしても集中できない。やる気が出ない。もう嫌だ。投げ出したい。そんな負の感情は毎日のように感じますが、ダメ元とはいえ一応将来がかかっていますので本気で投げ出すこともできず・・・どうしたら感情のコントロールができるだろう。
毎日図書館で勉強しているのですが、勉強に飽きてやる気も出なかったとある日、図書館の蔵書検索で『感情コントロール』と入れて検索してみたら出てきたのがこちらの本。
『嗅脳刺激で感情コントロールの達人になる!』
東邦大学医学部名誉教授 鳥居鎮夫 著
感情の源を作り出す”大脳辺縁系”は、なぜ”嗅脳”と呼ばれていたのか?ストレス社会で生きる私たちにとって、感情のコントロールが幸せと成功の鍵。香りの生理学研究の第一人者が、五感研究最後の砦「嗅覚」の秘密に迫る。(表紙裏より)
視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚という人間の五感すべてに感情を動かす力がありますが、この五つの感覚の中で、最も感情変化に即効性があり大きな影響を与える感覚は、「嗅覚」だそうです。この本では、五感のそれぞれが「感情面に訴える割合」と「知覚面に訴える割合」を調べた実験結果が紹介されているのですが、その実験結果によると・・・
「感情面に訴える割合」:「知覚面に訴える割合」
嗅覚 8:4
味覚 6:6
聴覚 4:8
触覚 4:8
視覚 2:10
だそうです。嗅覚、恐るべし!
嗅覚は、五感の中で一番私たちの感情を揺さぶっているんです!
ということは、私の負の感情も、私の嗅覚を何かで刺激すればちょっとは気分を変えて勉強に集中できるかも?と思ったので、早速「集中力」「アロマ」でググってみました。
↑検索の結果、一番上に出てきたこちらのサイトによると、集中力を高めてくれる香りには、レモンやローズマリー、ペパーミントやグレープグルーツなどいろいろあるようです。早速無印へ行って、グレープフルーツのエッセンシャルオイルを購入♪
普段図書館で勉強しているので、香りを持ち運ぶにはどうしたらいいかな・・・と考えた結果、ハンカチにエッセンシャルオイルを3滴くらい染み込ませて持ち運ぶことにしました。集中できない時、気持ちを切り替えたい時にそのハンカチを鼻に当てて、思いっきり香りをかぎます。はたから見たら、変な人かもしれない。でもきっと、誰も私なんか見てない。気にしない。
効果はというと・・・あります!集中できるかどうか、に関しては、やっぱりその日の気分による気がします。でも、香りをかぐことで気持ちの切り替えには成功してます。あーもうやだーと思っても、しばらく目を閉じて香りをかいでいると、よしやるかってなります。やるしかないのでね。
これからも、エッセンシャルオイルを染み込ませたハンカチをお供に勉強に励みたいと思います!
グレープフルーツと一緒に、ゼラニウムのエッセンシャルオイルも購入しました。ゼラニウムの香りにはホルモン分泌の調整作用があるらしく、PMSを改善する効果が期待できるらしい。まだ試してはいませんが、ゼラニウムの香りにも活躍してもらう予定です。
生きていれば、良い感情を持てる時もあれば悪い感情に支配される時もある。にんげんだもの、それはしょうがないこと。ただ、ずっと悪い感情に支配され続けるのは嫌なので、香りの力で上手に感情コントロールできるようになれたらいいなあ、と思う今日この頃です。
おわり。
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