12月7日
この間、過去を悔やまず未来に不安を持たず、今日の自分を幸せにすることだけを考えて生きるって決めたのに。何者でもない自分を認められなくて、何者かになろうとしている。
12月8日
昨日子供たちと3人で映画を観に行ったのだが、とても充実していて楽しかった。子供たちと私の3人で、というのが非常に大きなポイントで、大人が私一人なのに私もちゃんと楽しめて充実した、ということがじわじわと嬉しくて素晴らしい偉業を達成したかのような気持ちである。長子を産んで5年半経つが、初めての感情。子供達の成長のおかげでもあるんだけど、やっと育児を楽しめそうな気がしてきた。
そんな気持ちでみてねにアップしている過去の写真や動画を見ていたら、子供達が本当に可愛くて可愛くて、私ってずっと前からちゃんと幸せだったんだって思った。当時も毎日ひたすらつらくて大変で、幸せや楽しさを感じる瞬間はあっても、継続的に楽しさや幸せと感じることはなかった。大変酷い話なのだけれど、たとえば新聞記事で小さな子供が病気と戦って亡くなったお話を読んで、あぁ私は幸せなんだ…と、他人の不幸を見聞きして自分と比較することでしか幸せを感じられなかった。
近い未来に対する先入観というか、今までずっとしんどかったのだから、きっと今日も明日もしんどいだろう、ほら、またケンカが始まった…といった感じで、今日も明日も明後日も、どうせしんどいんでしょ、わかってますよ、という気持ちで毎日を過ごしていた。育児はプラマイマイだと思っていたけれど、やっぱりプラなのだ。幸せなのだ。そのようなことをぼんやり考えていると、なんだか涙が出そうになった。なんでもっと早く気がつかなかったんだろう。もっと子供たちと楽しく過ごせば良かった。いつも自分のことばかりで、もっと目の前の可愛い生き物を眺めたり観察したり一緒に遊んだりすれば良かった。
後悔したってしょうがない、5年後に同じ後悔をしないように、今日から子供たちと目一杯楽しむんだ。わたし、しあわせだ!
12月11日
3日前の日記に書いた感情は果たしていつまで保てるのだろうかと思ってはいたのだけれど、淡雪のように大変儚いものであった。やっぱり育児はしんどい。
12月14日
絵本作家の長谷川義史さんのイベントに行った。自作絵本を読んでもらったり、ライブ紙芝居やイラストクイズ大会など。絵本を読む前にはその絵本を描いた背景もお話しされていて、それは大人向けだなあと思ったけれど、そういう気持ちでこの絵本を描いたんだなあと知れるだけで、その絵本に親しみがもてるのだから不思議だなあ。やっぱり絵本っていいなあ好きだなあと思った。
このイベントを主催している団体が、高齢化しているらしい。私もいつかボランティアで絵本に関わることができたらいいなあと思う。この団体のホームページを作ることもできるし、SNSを活用したらいいんじゃないかなあとも思った。絵本専門士も興味あるし、ああもっと絵本に関わりたいなあ。
やりたいことが次々に湧いて出てきて、でも結局何もできていない状況がいつももどかしい。もっと映画も見たい、エッセイも読みたい、文章も書きたい。仕事もしたいし勉強もしたい。子育てだって、本当はもっと楽しみたい。
しかし最近は自分の時間を作ることよりも睡眠の方が優先順位が高くなってしまって、モヤモヤしている。暖かい布団で眠ることがこの上ない幸せで、自分の時間よりもここでぬくぬく寝ている方がいい、という気持ちになってしまう。幸せならば、それで良いのだけれど。
12月19日
娘に「おかあさんのバカ」とか「おかあさんキライ」とか言われると、心に余裕がある時は「そんなこと言ってたらサンタさん来ないよ〜」とか「そんなこと言われておかあさんかなしい」って返せるんだけれど、急いでいるときやイライラしているときは、娘を睨みつけて「もう知らない」と吐き捨ててしまうのである。どうして子供と同じ土俵に立ってしまうのか、私は親なのだから違う土俵から子供を眺めてはいはい〜と流せば良いのに、と毎回反省する。今朝もやってしまってモヤモヤしたままお昼ご飯を食べている。
12月31日
クリスマス・イブの夜、サンタクロースは私に『風邪』を届けてくれた。よほど日頃の行いが悪かったに違いない。2日後の夜、すなわち仕事納めの日の夜にとうとう発熱。平常時なら子供は保育園へ、私は仕事を休んで身体を休められるのに、よりにもよって明日から9連休! という日の夜にダウンしてしまうなんて。本当についてない。熱を一晩で下げ、だるい身体に鞭を打ち、なんとか数日を過ごした。連休が終わる頃には何事もなかったかのように元気になるんだろう。けっ。
数日前に娘と同じ5歳の男の子が痛ましい事故で亡くなった。事故の時にそばにいたお母さんの気持ちを考えると、心が張り裂けそうになる。子供たちが元気で今生きてここにいること、それだけで幸せなのだ。ありがたいことなのだ。いろんな偶然や巡り合わせの結果、今日を元気に生きて終えることができ、おそらくこのまま明日を迎えられることに、とても感謝している。ここは義実家であるということも忘れてずっと子供たちを怒り続けているし、割と不機嫌目な精神状況ではあるのだけれど、明日からはできるだけごきげんに、日々の目標にしている『今日の私を幸せにする』を心がけて過ごそうと思う。とにかく、今みんな元気に生きていることに感謝して、寝よう。おやすみ2025。
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