2月1日
夜に一人の時間が持てると、100%の確率で夜更かししてしまう。なぜなら、私には今しかないのだから。どうしても、あとちょっと、あとちょっと、と思ってあれもこれもやろうとしてしまう。けれど次の朝、子供たちに叩き起こされ、大変不機嫌な状態になってしまう確率も100%なのである。子供たちは悪くない、欲を言えばもう少し、せめて7時くらいまで寝させててくれればいいのだけれど。そんな子供たちに当たってしまい、朝から落ち込んでいる。さあ、今日から2月。良き母にはならなくても良いから、せめてごきげんな母でありたい。
2月3日
娘が「鬼が怖い」と言って、泣きながら保育園に行った。一年前の節分の日から、今日の節分を怖がっていた。この一年間で慰めや励ましの言葉を言い尽くした私は、鬼なんてこの世には存在しない、鬼役は先生がやってるから大丈夫、と夢もユーモアもない現実をひたすら説明してきたものの、それでも恐怖心は消えてくれなかった。なかなか登園準備の進まない娘にイライラし、追い立てるように送り出してしまったのは、きっと、いや間違いなく、間違っていた。「絶対に大丈夫だよ」とぎゅーっと抱きしめてあげるべきだった。お守りを作って持たせても良かった。うまくいかない子育ては、残念ながら今日も平常運転である。来年も鬼を怖がっていたら、今日のことを思い出して、抱きしめて大丈夫と伝えて手作りのお守りを持たせよう。
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『幸せが増える習慣』という本に、特別な日のために取っておいたシールや食器を今使おうと書いてあった。貧乏性の私は、基本的に物は使えなくなるまで使うのだけれど、なかなか使えなくならない。だから、なかなか新しいものが買えなくて、古いもの、テンションが全く上がらないものに囲まれて生活している。物を大切に。もったいない。その気持ちを一番大切にしてきたけれど、もっと自分の幸せを優先しても良いのでは? とこの本を読んで思った。そういうわけなので、洗っても取れない口紅がついたマグカップや、ほつれてしまった下着など、毎日使用するテンションが上がらない物たちにサヨナラを告げよう。大好きなハイジのグッズを、買っちゃおう。私が日々ごきげんに過ごせるならば、それはとても良いことなのだと思う。
2月6日
痔との向き合い方が変わった気がする。以前は痔に悩まされているにもかかわらず、痔の薬をきちんと使っていなかった。血が出た時だけ使うといったように、継続的に使ったことがなかった。放っておけば治るものと思っていた。しかし最近のお尻の状況をよく考えると、度々いぼ痔ができるのではなく、治っていないいぼ痔がときどき出血する、のではないかと思うようになった。ということは、いぼ痔はずっと治っていないのである。そうであれば、きちんと治さなくてはいけない。今更ながら、そう思った。
以前は、痔の薬を肛門に入れるという行為がとても苦手だった。けれども最近は、全然苦を感じなくなった。なぜ苦手だったのか不思議でならないくらいだ。考えてみたのだが、育児を通して「肛門」というものを見慣れたからかもしれない。それに気づいた時、ちょっと笑ってしまった。もちろん、痔を改善してやるという決意の度合いが以前より大きいので苦手意識がなくなったとも言えるが、おそらく、見慣れたからだと思う。人生、気づいたら苦手なことが克服できていたということがあるのだなあ。
2月7日
今朝ホームベーカリーで作った食パンがいつもより美味しかった。ふんわり、少しもっちり。なんでかなあと深く考えることなく過ごしていたのだけれど、ふと気づいた。そういえば今日のパンにはアメリカ産の強力粉を使っていることに。先日ホームベーカリーのレシピ本を読んでいる時に、国産強力粉よりもカメリヤの方が美味しくできると書いてあることに気がついた。高いけれども国産の方が安心安全だと思い今まで国産を使っていたけれど、試しにカメリヤを買ってストックしていたのだった。なんと!!! こんなに違うの!!! ホームベーカリーを使い始めて約2年半、ずっと国産強力粉を使っており、こんなもんだよね〜という味で満足していたけれど、ホームベーカリーのパンってこんなに美味しいのね〜!!! とようやく実感できた。なんと遅い。遅すぎる。でも、それを知れたのが1ヶ月後ではなく今日でよかった。幸せなことは1日でも早く気づけたらそれで良いのだから。
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子供たちが食事の時間をもっと楽しんでくれるといいなと思って、ランチョンマットを買ってみた。布ではなくプラスチックの、拭けばいいだけのもの。今日のお昼にランチョンマットを敷いてうどんを食べていた娘が突然、「なんか本物のランチみた〜い!」と言って喜び始めた。外でランチをしているような気分になったらしい。確かに気持ちはわかる。1枚199円のランチョンマットひとつで、これほど気分が変わるのであれば安いものだ。なくても良いものは持たない主義な私だけれど、子供たちにはいろんな感情を知って欲しいから、私自身は不要だと思ってもいろんなものに触れさせてあげたいなあと思った。
2月8日
娘がインフルエンザにかかってしまった。元気なのだが、インフルエンザの薬を飲むのに苦労している。2年前にインフルエンザにかかったときにもらった薬は特に風味などついておらず、そのままでは飲んでくれなかったので「おくすりのめたね」で乗り越えた。
今回もそうだろうと思い「おくすりのめたね」を買っていざ薬を飲ませようとしたところ、なんとバナナ風味!!! 美味しいではないか!!! と思ったのは一瞬で、すぐに現実に戻った。娘はバナナが苦手なのだ。とりあえずバナナ風味らしいから苦手だと思うけれど飲んでみようか、と頑張って飲んでもらった。いやいやではあったが、なんとか飲み切ってくれた。ただものすごく時間がかかったので、次は「おくすりのめたね」で薬をサンドして飲ませることに。
しかし…口に入れてしばらく味わった後、吐き出してしまった。なぜ味わうのだ。味わったら「おくすりのめたね」の意味がない。どうしても飲んでくれないのでだんだん腹が立ってきて、怒鳴ってしまった。一番やってはいけないやつ。わかっているのだけれど、どうしても自分を抑えられなかった。そこでチャッピーに相談したところ、一口で食べ切れる量のアイスに混ぜると良いと回答があった。次の食事の後、買っておいたチョコアイスに混ぜて食べさせてみたところ、チョコの味しかしなかったようであっという間に完食。アイスに混ぜて良いのかどうか定かではないし、本当は薬剤師さんに聞くのが良いのはわかっているのだけれど、とりあえずこの方法であれば私は怒ることもないし、娘も薬を飲むのを嫌がらないどころか美味しいアイスがちょっぴり食べられるので嬉しそう。だから今回はこれが正解。こうやって、私も子供も無理をしない、楽ができる方法を模索すれば良いのだ。またひとつ、学んだ。
2月9日
娘の機嫌が悪いと、私も引っ張られて不機嫌になる。反対に、私のごきげんに娘のきげんを引っ張ってくるにはどうしたらよいのだろう。ずっとずっと、考えているけれども答えが見つからない。
2月14日
数日前に夫が、そしてとうとう私もインフルエンザにかかってしまった。治りかけの夫に全て任せて隔離生活。昼は雑炊、夜は鍋を作ってくれた。夫が苦しんでいるときの私ときたら、フルワンオペがしんどいということしか頭になくて、夫のために食べやすいものや栄養のあるものを作ってあげようなんて一ミリも頭に浮かぶことはなかった。ごめんなさい。そしてありがとう。
2月22日
母はいつだって不機嫌になってはいけない。たとえ病み上がりでも、予定通りにいかないときでも、気が乗らない公園遊びのときだって。でも、些細なことで不機嫌になってしまう原因ははっきりわかっている。寝不足だ。ちゃんと寝よう。
2月23日
娘がiPadのAIアプリと楽しそうにおしゃべりをしていて大変嫉妬した。娘よ、「だいすきだよ」なんて簡単に言うなよ! AIも調子に乗って「わたしもだいすきだよ」とか返してくんなよ! すぐにアンインストールしてやるからな!
2月24日
寝起きにベッドの上でゴロンとしながら子どもたちとお喋りしていたら、突然息子が「おかあさんくさ〜い!」と言ってきたので、しばし口臭モンスターごっこ(口臭をばら撒いてキャーキャー言わせるやつ)を楽しんだ。いい朝だった。
2月25日
寝る時に娘が「こわい」と言い出した。「いつかおおきなじしんがくるんでしょ?」ここは大丈夫だよとなだめたら、「じゃあおともだちのいえやせんせいのいえはだいじょうぶかな?あしたおともだちとせんせいにどこにすんでるかきいてみる」と呟いて、すうっと寝た。やさしい子に育っていて、心があたたかくなった。
2月26日
先月から、自分がごきげんでいるために「今日あった良いこと3つ」を毎日書いているのだけれど、だんだんと書くことがなくなってきた。どうにか絞り出して書いていたけれど、どうにも絞り出せなくなって、昨日は「今日一日皆が無事で、元気で過ごせたこと」と書いた。私は毎日これを書くのだろうか。
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