人の気持ちは変わるもの。やりたいと思ったことはすぐにやるべし。

今日はテストがあるというのに、全く勉強していない。

やりたくないんだから、それで良いってことにしてる。

なんのためにドイツに来たのか。

ベルリンに興味があったわけではない。

同居人に、週末はフリーマーケットに行ったというと、それだけ?なぜアートに触れないのと聞かれる。

興味ないから、って言ったら追い出されるかな。

現実逃避。

それが一番の理由だった。

東京の生活に心底疲れきっていた。

体調も崩してもう無理だと思った。

とにかく仕事と人混みに押し潰されてたあの環境から脱出したかった。

だけど、刺激は欲しかったしもっといろんなことにチャレンジしてみたいという欲はあった。

でもせっかく行くなら万全の体調で行きたかった。

だから退職して半年間、実家で休養した。

転勤族だったし、友達もあまりいなかったし、親との関係もあまりよくなかったから地元は嫌いだった。

高校卒業後に家を出て、1年に一度帰るか帰らないかくらいの場所だった。

だから、地元での休養期間を楽しもうなんて一ミリも思っていなかったし、楽しくなるなんて一ミリも期待してなかった。

のんびりした生活。

ゆるいフルタイムのパートもした。

友達もできた。

親友もできた。

次第にドイツ語の勉強もしなくなっていった。

頑張らなくて良い。

純粋に楽しいと思うことをやってて罪悪感がない。

常に何かを頑張っていなきゃいけないと思っていた自分から解放された。

別に向上心がなくったって良い。

現状維持万歳。

それじゃダメだと誰かに怒られそうだけど、自分の人生なんだから自分がそれで良ければそれで良い。

つまらないと思われても良い。

それが自分にとって一番くつろげるんだから。

そうしいるときの自分が好き。

頑張っている自分も好きだったけど、頑張っているときは常に何かに追われていて気持ちに余裕がなかった。

つらかった。

そのつらさを消してくれたのが、地元で出会った人たち。

向上心はないけれど、日々の生活を充実させてる。

特別なことをしてるわけじゃない。

でも、十分充実している。

私は、足るを知った。

地元が、大好きになった。

十分、現実逃避ができた。

いや、逃げずとも現実を受け入れて楽しんで幸せを感じられるようになった。

だから、ドイツに行く目的はなくなった。

ただ、一度は本気でやりたいと思ったこと。

やらなければきっと後悔するだろう。

だから、来た。

行ったら行ったで楽しめるだろうと期待して。

でも違った。甘かった。反省。

楽しかったあの日々から離れてまで、ここで手に入れたいものは、ない。

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ふう〜。すっきり。

人の行動における一番のモチベーションは、『気分』らしいです。

何かの本にそう書いてありました。

そしてその気分とやらは、時間とともに変化してしまうこともあります、私のように。

やりたいことをやるために時間をかけて準備をしていたら、いざやろうと思ったときには気分が乗らない。

あれ、おかしいな、あんなにやりたかったことなのに・・・。

やりたいことがあるのなら、できるだけ早く行動に移すべし。

やりたいっていう気分が保たれている間に。

変わってしまう程度の気持ちならやるなよ、って批判されるでしょう。

その程度の気持ちだったんだね情けない、って呆れられるでしょう。

確かに私は変わってしまう程度の小さな気持ちしか持っていなかった。

そもそも目的が現実逃避(もちろん、語学習得とか海外生活とか視野や価値観を広げるとか、そういう理由ならいくらでも思い浮かびますよ。)っていうところがね、いけなかったんですけどね。笑

でもそれでも、一応行動してみました。

それだけで、良しとしてあげます。

なんたって、わたしの人生ゆるふわですから。

気分って、何よりも大事なんだなあって痛感しました。

気分を大切に、生きていこうと思います。

気分に素直に生きること、きっとそれが幸せなんです。

だから私は今の気分に基づいて、帰国を決めました。

飛行機の都合上一ヶ月後、ですけど。

あと一ヶ月となれば、もう楽しむしかないですからね、好きなことして楽しく過ごしていこうと思います。

ちなみに、ドイツに来たことを後悔はしていません。

こんなんだけど、来てよかったって思ってます。

来なかったら一生後悔していたかもしれないから。

たとえ期間が短くても、ドイツで生活してみた、その経験はきっと私の人生の糧になり、(一年行くって言ってたのにすぐ帰ってきたよねーwwwそうなんだよね無理だったわーwwwっていう笑いの)ネタになると信じて。

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