一人でスイスへ旅行に行く際の機内で鑑賞。もしかしたら私も・・・なんて素敵な夢(妄想)を見させてもらったことを覚えてる。残念ながら私はシンデレラにはなれなかったけれど。
作品情報
あらすじ
3人の女の子が旅行中にリッチでスリリングなトラブルに巻きまこれた結果、愛を見つける。
監督
トーマス・ベズーチャ
登場人物
グレース(セレーナ・ゴメス)
まじめな主人公。楽しみにしていたパリ旅行で散々な目にあい落ち込んでいると、そっくりな英国令嬢に間違われて、その令嬢に成りすますことに・・・。
いやいや成りすますなよ!盗みをチャンスっていうなよ!って思うけど、そうでなければこの映画は始まらないので言いません!
グレースを演じるのはセレーナ・ゴメス。グレースと、英国令嬢コーデリアの一人二役で、全然タイプの違う女性二人を演じている。コーデリアの嫌な女っぷりが良かった。
エマ(ケイティ・キャシディ)
グレースの親友。細かいことを気にしない明るい性格。このメンバーの中で唯一彼氏あり。
エマを演じるケイティ・キャシディは、スタイルが抜群でザ・美人だよなあ。海外ドラマの「スーパーナチュラル」の初代ルビーとして出演していたのを観た時に、エマじゃん!!!ってなって嬉しかった。笑(公開されたのはスーパーナチュラルの方が先なんだけど)
メグ(レイトン・ミースター)
グレースの義姉。母親を亡くし傷心中。グレースやエマと仲が悪い。
メグを演じるのはレイトン・ミースター。この3人の中で一番顔が好き。癒し系だよなあ。かわいいいいい。
※以下ネタバレ含みます。
感想
モンテカルロの街並みが美しすぎる
パリはもちろんなんだけど、モンテカルロが絶景!海も建物も素敵で、今すぐ旅行したくなっちゃう。ただ、モナコって世界で一番物価が高いと言われているようなので、なかなか実現は厳しいかも…?だからこそ、この映画で自分もモンテカルロに行った気分にさせてもらって、幸せな気分に浸るのが良い。
どの王子様がいいかな〜と考えるのが楽しい
3人の王子様が出てくるんだけど、さてさて、誰がいい?というか、どの恋愛に憧れる?
まずは、グレースとテオ。テオはお金持ち特有の(?)嫌味感が無くて、チャリティにも積極的な様子で、どこからどう見ても好青年。一番壁がぶ厚かったカップルだけに、ラスト、ルーマニアで再会できて本当に良かったよなあ。それも、グレースがテオに教えた指笛で、テオがグレースを呼び止めるんだからとってもロマンティック。テオ、教えた時は下手くそだったのに・・・密かに練習していたんだなあと思うとキュンとしちゃう。
それからエマとオーウェン。一番地味だけど、一番幸せかもしれない。幸せは目の前にあるもんね。でも、彼氏が旅先に自分を探しに来るっていうのは、私は無理だな。笑
そしてメグとライリー。ライリーがイケメン過ぎるので、その時点で私はライリー王子様が良いです。旅先で出会って恋愛に発展するっていう意味で、このカップルが一番現実味がある。二人ともつらい過去を背負っているけれど、だからこそ気が合って今を存分に楽しめているんだろうな。二人で海にダイブしたり、パーティーに参加したり、マチュピチュで叫んだり、とっても楽しそうな姿が印象的。ずっとふさぎ込んでたメグの、幸せでとろけそうな表情がとってもかわいらしくって、ライリーに出会えて良かったねって言ってあげたい。
友情も姉妹の絆も・・・盛り沢山のハッピーエンド
恋愛もだけど、仲の悪かったグレース&エマとメグが、最終的には仲良くなるのも見どころの一つ。
エマとメグが、お互いにパーティーに向かっている途中で偶然会って話す和解シーンが好き。どっちも悪い子じゃないんだよね、お互いをよく知らなかっただけで。
グレースも、オークションですべてを告白するときにそばでメグが大丈夫って言ってくれてとっても安心している様子だったし、姉妹の絆が深まっただろうなあ。
まあ、こんな珍道中、どんなに仲が悪くても協力してやっていくしかないんだけどね!
まとめ
そんなに何もかも都合よくいかないでしょ、って思うけど、ラブコメってそんなもん。それで幸せな気分にさせてもらえるんだから良いじゃない。旅も恋愛も友情も楽しめる、ぜいたくなラブコメだった!
おわり
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