感想【ワタシが私を見つけるまで】自分の幸せや人生について考えさせられるラブコメ

恋愛が上手くいくことばかりがラブコメのハッピーエンドじゃない。恋愛や人生に悩んでいる人たちにおすすめしたい。

ワタシが私を見つけるまで(字幕版)

ワタシが私を見つけるまで(字幕版)

作品情報

あらすじ

様々なタイプのシングルたちが自分の幸せを見つける。

監督

クリスチャン・ディター

「あと1センチの恋」の監督さん。

登場人物

アリス(ダコタ・ジョンソン)

恋人に依存して自分のやりたいことをやらずに過ごしてきた主人公。1人で背中のジッパーを上げることも、テレビの字幕を変更することもできない。

アリスを演じるダコタ・ジョンソンのあの儚げな顔がどタイプ。「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」のロングヘアも好きだけど、今作のボブヘアが可愛すぎるし似合いすぎる。

ロビン(レベル・ウィルソン)

かなりクレイジーなアリスの同僚。パーティー三昧でシングルライフを大満喫している。

ロビンを演じるのは、レベル・ウィルソン。レベル・ウィルソンが演じるキャラクターはどの映画でもとっても面白くて大好き。今作もクレイジーでパワフルな演技が最高だった!

メグ(レスリー・マン)

アリスの姉。産婦人科医の仕事一筋で恋愛を避けてきた。

メグを演じるレスリー・マンは「ダメ男に復讐する方法」ではちょっとアホでほっとけないような可愛らしさのある女性を演じていたけど、今作ではしっかり者のお姉ちゃん。

※以下ネタバレ含みます。

感想

イイ男とイイ恋愛をしていなくたって自分が幸せならそれが一番

普通ラブコメというと”様々な障害を乗り越えて最終的に結ばれる”というハッピーエンドを迎える。しかしこの作品はそうではない。”様々な経験を経て自分の幸せを見つける”というハッピーエンドだ。

恋愛していてもしていなくても、パートナーがいてもいなくても、子供がいてもいなくても、自分を理解し自分で自分を幸せにできる人が自立できている人であり、最強なんだと思う。

自分と向き合う大切さを教えてくれる

では、どうしたら自分を幸せにできるのか?それは、一人の時間を大切にすること。自分と向き合うこと。他人と過ごすことでごまかさず、自分の心の声に耳を傾けて、自分を人生の主役にする。だって、特別な瞬間は一回だけなんだから。

とはいえ、スマホやSNSで容易に繋がれる現代では、本当の意味で一人になるのはなかなか難しいよなあ。たまにはスマホをオフにしてみる。一人旅に出てみる。などなど、自分と向き合えるような環境を作ってみることも大事かと。

ロビンとロビン役のレベル・ウィルソンがとっても魅力的

いやー大好きだわー!!!最初から最後まで強烈でパワフルでぶっ飛んでるのに、実は一番まともというか、自立できているのがロビン。ロビンはただただ遊び呆けているように見えるし実際のところそうなんだけど、自分がどんな人間なのかを理解したうえで楽しんでいるところが素敵だなあと思う。

実は医学部卒のエリートで、もともとリッチなのか他人にお金を使わせるのがうまいからなのかはわからないけどめちゃめちゃ広いお家に住んでいて・・・そういうところも含めたギャップもまた魅力的。

にしても、タクシーのとめかた面白過ぎるでしょ。体張って笑いを取ってくるから本当に最高!

まとめ

ラブコメだけど、自分の幸せや人生について深く考えさせられる映画だった。独身の時に見ていたら、もしかしたら未来は変わっていたかも・・・?なんて妄想してしまうけど、夫も子供もいる今の自分の幸せを、一人時間を通してもう一度見つめなおしてみようと思う。

ちなみに、この映画は大好きでなんども観ているけど、この邦題はどうしても覚えられない…原題のHow to Be Singleのままじゃダメだったのかな〜。

おわり

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