肌をきれいにするのは化粧品ではなく肌自身。

今年に入り、化粧品や化粧品の成分についてコツコツ勉強しています、ハイジです。現在の目標は、5月末に化粧品検定1級、6月末に化粧品成分検定1級をとること。どちらもテキストを読んで問題集を何度か解きましたが、多分、大丈夫。多分。

本業とはまっっっっっっったく関係のない資格をとってどうすんねん!って思いつつ、いつか(できるだけ早めがいい)は仕事につなげたいなあと思っているので、いいってことにします。それに、実用的ですしね。

さて、試験勉強をしながら思ったのは、これらの資格をとったところでそこまで深い知識が身につくわけではない、ってことです。当然です、大学に通って一から皮膚理論や化学成分について学ぶわけではないのですから。

なんだろう、語学の初級クラスの勉強に似ているというか。以前ドイツ語を勉強していました。(いつか再開したい)ドイツ語を勉強する前は、本当に何も読めもしないし聞き取れもしないから、何をいっているのかさっぱりわかりません。ドイツ語だと認識することさえできない。それが、初級レベルの勉強をして少しでも語彙が身についたり聞き取れる言葉がでてくると、それまでまったく頭をかすめもしなかったドイツ語という言葉が頭の中でドイツ語として認識されるようになりました。ああ、なんとなくこんなことを言ってるんじゃないかな、とか。それがすごく楽しかったんですよね、全くわからなかったものが、少し理解できるようになると世界が広がった感じがして。

化粧品やその成分についても同じ。化粧品の広告や成分を見て、あ〜これはこういった目的で配合されている〇〇ね、だからこういう効果が期待できるわけね、など。ただただ広告を鵜呑みにすることしかできなかった今までの自分から、ちょっと知識があるだけで、それに対して疑問を持てたり納得できたり、もっと詳しく調べてみようと思えたり。

新しい言語を学んでいる気分なんです。だから、とっても楽しい。世界が日々、広がっているような。語学にたとえてみましたけど、他の勉強でも一緒ですね、きっと。

さて、前置きが長くなりましたが、今日は最近本屋や図書館で気になって手に取った美容関係の本を読んで思ったことを、忘れないようにさくっとまとめておきます。

読んだのは以下の4冊。

*どんな敏感肌でも美肌になれる!オフスキンケア (かずのすけ)

*なまけ美容入門 (コスメコンシェルジュ 小西さやか)

*化粧品の真実 (皮膚科医 ケビン・ドノバン)

*化粧品に頼らない素肌美人のつくりかた (美容クリニック院長 山口麻子)

これらの本を読んで一番学んだことは、

『肌をきれいにするのは化粧品ではなく肌自身』

だということです。わかっているようでわかっていなかった、これ。私はニキビができやすいので、皮脂めこのやろうって思っていました。ですが、皮脂は天然の保湿剤。お肌を守ってくれてるんですよね、それがちょっと過剰だったりするといけないんですけど、よく考えてみれば全然悪者じゃないじゃん。

周りにあまりにも化粧品が溢れてるもんだから(といって周りのせいにする笑)、自分の力では肌ってきれいにならないんじゃないかっていう錯覚に陥ってましたね。化粧品はあくまで手助け。サポート。一番信頼しなきゃいけないのは、自分(肌)自身だったってことです。なんでこんなことに気づかなかったかな、と思うくらい、ばかちんでした。

ランニングが趣味で毎日紫外線をたっぷり浴びている彼氏の方が肌きれいだし、ろくにスキンケアも化粧もしてこなかった母だってシミはあるけど肌はゴワつきもザラつきもなくてきれい。(悔しい)

本当は、なーんにもしないほうがきれいなんだよなあ。

わかってるんだけど、わかってなかったのは、やっぱりメイクするからでしょうね。メイクをすると、落とさなきゃいけない。そうすると肌が乾燥するから、化粧水美容液クリームなどをつける。この繰り返し。じゃあメイクやめればいいじゃん、とは、ならないし。

メイクは最低限の身だしなみだと思っているし、メイクをすることで気が引き締まる。私はかなり薄いメイクしかしないけど、それでも日焼け止めとフェイスパウダーに眉毛描いてまつ毛あげて口紅をつける、くらいはしたい。だから何もつけないなんて無理なんです。たぶんここ、これを無理っていうならじゃあ美肌になるのは諦めたら、って話かもしれない。

医療関係者の本は特に、化粧品ってよくないよ、つけないほうがいいよ、って書かれている気がしたので、医療的に見るとそうなんでしょうね。だけどそれじゃああまりにも現実味がなさすぎやしませんかね?世の女性の大半は化粧をしますから。化粧しない世の中に変わっていくこともありえないでしょうし。正論ばかり並べられても、困る。ただ、正論を知っておくことは大切。

なんだかとっても話がそれましたが、化粧品は肌をきれいにするのではなく、肌自身が自身の力できれいになっていけるようにサポートするもの、という位置付けで、これからは化粧品を選んで使っていきたいなあと思いました。

最後に・・・上記の本「化粧品に頼らない素肌美人のつくりかた」の中に、

『情報を制するものが美容を制す』

『賢い女性が美しくなる時代』

という言葉がありました。その通りだと思います。情報が溢れすぎてどうしようもない現代社会。その中から何が本当で何が嘘で、何が事実で何が妄想で・・・それらをしっかり見分ける力が必要です。見分けるには、ある程度の知識が必要。知識がないなら、疑問をもってみること。だからわたしは、美容の勉強しようと思ったんです。自分で判断できるようになりたいから。そしてそれを、大切な人たちにも教えてあげたいから。

さあ、勉強を再開しよーっと!

おわり。

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