感想【プリティ・ウーマン】ベスト・オブ・ラブコメ!

主題歌が流れるとついつい体を揺らしてしまう。ハッピーになりたい時に観たくなる映画。

プリティ・ウーマン (字幕版)

プリティ・ウーマン (字幕版)

作品情報

あらすじ

シンデレラ

監督

ゲイリー・マーシャル

「プリティ・プリンセス」「バレンタインデー」「ニューイヤーズ・イブ」などラブコメ映画の監督として有名なおじいちゃん。

登場人物

エドワード(リチャード・ギア)

なかなか冷酷な実業家。ヴィヴィアンと出会い、徐々に考え方が変わっていく。

エドワードを演じるのはリチャード・ギア。ハンサムオブハンサム。目が優しすぎて、全然冷酷感がないよ。笑

ヴィヴィアン(ジュリア・ロバーツ)

天真爛漫な娼婦。マナーはちょこちょこ問題ありだけど、男に媚びない強さを持っていて、女性としてとても憧れる。

ヴィヴィアンを演じるジュリア・ロバーツは、この映画で一気にスターになったそう。そりゃそうだよね、飾らない笑顔と抜群のスタイルで女の私でもトリコになっちゃう。ジュリアは「ノッティングヒルの恋人」や「エリン・ブロコビッチ」などなど、強い女性を演じることが多いイメージ。

※以下ネタバレ含みます。

感想

何度見てもキュンとする最高のラブコメディ

映画のタイトルも音楽も知っていたのに、なぜだかなかなか観てみようっていう気にならなかったのがこのプリティ・ウーマン。初めて観た時は、なんでもっと早く観なかったの!!!と自分に喝をいれたくなるくらい、アドレナリン大放出の興奮状態だった。

これぞ王道のシンデレラストーリー。ヴィヴィアンを超えるシンデレラはいないのではないかと思っている。(メイド・イン・マンハッタンのマリサもいい勝負だと思うけども!)こういう、ベタで結末がわかっているようなストーリーでも、やっぱりキュンとしちゃうんだよなあ。

私は女性なので基本的に主人公の女性に感情移入するのだが、今回は男性側に感情移入して観ている時間が長かったように思う。もちろんリチャード・ギアはどうしようもなくハンサムで、あの優しい目で見つめられたらとろけてしまうんだけれども、それ以上にジュリア・ロバーツの無邪気さと妖艶さに心が奪われてしまった。それはやはり、見た目ではなく内側に光るものがあったからだと思う。エドワードにまったく媚びず、芯のある強さを見せてくれたヴィヴィアン。そんな女性だからこそ、エドワードは惹かれたんだろうな。

二人の掛け合いもとってもキュート。エドワードがホテルの部屋に電話を掛けるシーンとかね。電話に出るな言いつつ、もう一度電話をかけてくるエドワード。じゃあかけてこないでよって、本当にその通りなんだけど、なんてほほえましいの。

あらすじに「シンデレラ」とだけ書いたけれど、それはヴィヴィアン側のお話で。でも、エドワード側だって、ヴィヴィアンに負けないくらいの変化があったよね。二人がお互いの影響を受けて、だんだんと変化していく姿がとっても素敵だった。

裏話

Netflixの「ボクらを作った映画たち」というドキュメンタリーを観た。プリティ・ウーマン制作の裏話がたくさんあってとっても面白かったので、少しだけご紹介。

最初のタイトルは「Three Thousand」だった

Three Thousand、3000。脚本家のJ・Fロートンの父曰く、”3”のつくタイトルには運が宿るそうな。それで、エドワードがヴィヴィアンを雇った金額である「3000」をタイトルにしていたそう。しかし「3000」だとちょっとSFっぽいし映画の内容も表現できていない・・・ということで議論した結果、「プリティ・ウーマン」に変わったらしい。うん、変わってよかった。間違いない。笑

ヴィヴィアンのファッションが見どころ

露出多めの娼婦ファッションからの変身っぷりが、この映画の楽しみの一つでもある。真っ黒のシックなドレスに、最高に鮮やかで美しい真っ赤なドレス、とってもキュートな水玉模様のワンピースなど、記憶に残るファッションが多かった。それもこれも、コスチュームデザイナーさんが必死に生地を探したり、制作側の意見を押しのけてくれたから。

出演者はこの映画はお蔵入りだと思っていた

脚本はあったけど、ダーク版、コメディ版など数パターン撮影したそうな。だから出演者たちはどんな映画になるのかさっぱりわからなかったし、まともな映画になるとは思えなかったそう。それが編集さんと監督の力で、あんなに面白い映画になった。出演者たちは、こんなのいつ撮った!?と驚きだったらしい・・・。そんなことってあるんだ。

映画を観るときってやっぱり俳優さんたちばかりが目につくんだけど、映画を裏で支えているたくさんの人がいて、その人たちの力によって面白い映画にも面白くない映画にもなるんだなあと思い知らされた。プリティ・ウーマンという最高のラブコメに仕上げてくれて、本当に感謝している。(お前は何様だ。)

他にもいろんな制作秘話が語られているので、Netflixの「ボクらを作った映画たち」をぜひご覧あれ。

まとめ

どんなに落ち込んでいても、このストーリーに、ハンサムなリチャード・ギアに、キュートなジュリア・ロバーツに、たくさんの元気をもらえる。だからラブコメが好きで、ラブコメを観ることをやめられない。

おわり

コメント

タイトルとURLをコピーしました