これを読みました。
読んだら忘れない読書術 精神科医が教える [ 樺沢紫苑 ]
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読書は好きなのですが、だいたいすぐに忘れます。読んだ直後は、何て良い本だぜひ参考にしよう忘れないようにしようがんばろうとかなりモチベーションがあがることも多いのですが、時間とともにそのモチベーションはさがり・・・気づけば読書前と変わらない日々。身についていないんじゃあ、時間とお金の無駄ではないか・・・ともんもんとしていた時にこの本と出会い、すぐさま購入。とても勉強になったので、忘備録としてまとめておきます。
こうやってブログにこの本について書くことも、忘れない読書術の一つなんですけどね!
本は汚く読もう
まず、本は汚く読んで良いんですって。汚く読むとはどういうことかというと、本に書き込みをするということです。心に響いた文章にマーカーを引いてみたり、文章を読んで思ったことや考えたこと、疑問などを書き込んじゃいましょう。大事なのは、字を目で追うことではなくて、文章を読んで自分がどう感じるか、どう変われるのかということ。本を読みながら何かしら感じているはずなので、その気づきやひらめきを実際に目に見える形にしてみる。そうするだけで、記憶に残るそうです。
受験勉強と同じ。教科書にマーカーをたくさん引いてたくさん書き込んでいたのと同じ。記憶するには、それくらい意識する必要があるんですね。でも、これってとっても簡単なことだと思うのです。一手間加えるだけですから。
おそらく、「せっかく新品で買ったのに(中古の中でもきれいなものを選んだのに)これを汚すなんて・・・いやだ・・・」とか「いつか売るかもしれないしきれいにとっておきたいんだよね・・・」という思いからできるだけ本は汚さずきれいにしておきたいって人は、私だけではないはず。
ですが、その考えにとらわれすぎて本の内容を全く覚えられていないんじゃあ、本末転倒ですよね。何のために読んだの?ってなりますよね。身に付けたいなら、汚く読むべし。
1週間に3回アウトプットする
インプットだけでは忘れます。インプットとアウトプットのバランスが大事。本の内容を思い出したり、それについて自分が感じたことをわかりやすく文章にしたり人に伝えたりすることで、さらに記憶に残るようです。
アウトプットの方法は、
・読みながらマーカーを引いたり気づきを書き込むこと
・本の内容を人に話す、オススメする
・感想や名言をSNSでシェアする
・より印象深かったらブログ等にレビューを書く
があげられます。マーカーや書き込みは読みながらできますね。簡単な感想をSNSにアップすることも、習慣にしてしまえばすぐにできます。ちなみに私は6年ほど前から、読書メーターというサイト(最近アプリができたみたいです♪)に記録しています。
同じ本を読んだ方たちの感想も読めるので楽しいですよ。最近サボり気味だったので、これを機に記録を再開することにしました。
記憶を定着させるには少し時間をおくことも大切らしいので、人に話したりブログに書いたりするなら、読んだ翌日以降が良いようです。
スキマ時間に読む
何かの作業を行う際、その集中力は始めと終わりで特に強いそうです。だから、60分続けて読むよりも15分のスキマ時間に4回読んだ方が、集中力が高い時間が長いことになります。
読書は好きですが、眠くなることもよくあります。スキマ時間に読めば良いんですね。スキマ時間ってそんなにないんですけど(田舎暮らしなので電車に乗らないし、ハードな日常を送っているわけでもないので幸いにも比較的まとまった時間が持てているので)、意識的に作ってみるのもアリかなと思いました。夕食の支度前に15分、お風呂に入る前に15分、など。
とはいえ、心を打たれる本って一気に読みたくなるんですけどね!!!そこは、自分の集中力と相談ですね。
他にもいろいろと読書のコツが書かれていましたが、特に私が覚えておきたいのは上にあげた3点です。読書の仕方をちょっと工夫するだけで、本の内容を覚えていられる。これはぜひ習慣づけようと思います!
おわり。
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