ドイツの学生はWG(ヴェーゲー)と呼ばれるシェアハウス(ルームシェア)に住むのが一般的だそうです。
私も現在、50代の一人暮らしのドイツ人女性と一緒に暮らしています。
個人的には、WGというよりホームステイ感が強いですが。
※シェアハウスとルームシェアは、似ているようですが私の感覚では別物です。
シェアハウスは、企業が運営している家。管理人さんがいて、面倒を見てくれる。
ルームシェアは、友人同士で家を借りて一緒に住んでいる状況。管理人がいるわけではない。
日本でも、年々シェアハウスが浸透してきているのではないかなーと思います。
私自身、東京に住んでいた頃はシェアハウスを利用していた時期があります。
一度目は就活のため東京に数ヶ月住んでいた時。
二度目は社会人一年目の頃。
二度目のシェアハウスは本当に楽しかったです。
その後社宅に住まなければならなくなったため1年ほどで引っ越しましたが、本音を言えば引っ越したくなかったですし、引っ越した後も何度もシェアハウスに戻りたいな〜と思ったものです。
私が初めてシェアハウスに住んだ5年前と比べると、今ではかなりの数、種類のシェアハウスがあるようです。
個人のニーズにあった面白い物件も探せばたくさん出てきます。
ただ、これだけたくさんあると、どう選んだら良いのかわからなくなりそうです。
また、実際のところシェアハウスってどんな人が向いていて、どんなメリットがあるんだろうと気になる方もいるのではないでしょうか。
そこで私自身の体験談から、シェアハウスに関して簡単にまとめてみようと思います。
シェアハウスって気になるけど実際どうなの〜?と思う方の参考になれば幸いです。
まず、シェアハウスには向き不向きがあると思います。
【向いている人】
・他人との共同生活が苦にならない人→これは最低条件です。
・ルールを守れる人→これも最低条件です。
・他人に干渉しない人
・人と交流するのが好きな人
・荷物が少ない人
・寂しがりや
向いていないのは、上に書いたことの真逆のタイプの人。
他人との共同生活が厳しい人はそもそもシェアハウスに住もうと思わないでしょうが。
そしてシェアハウスのメリットとデメリット。
【メリット】
1)初期費用が抑えられる
一人暮らしを始める際、家具家電などを買いそろえたり、敷金や礼金などかなりの出費になります。大抵のシェアハウスは家具家電備え付きなので、余計な出費がありません。
2)ネットや電気水道ガスなどのライフラインの手続きが不要
入ったその日から使えるので楽チンです。また、大抵のシェアハウスでは一ヶ月の共用費(ネット代+光熱費+掃除代+その他)は決まっているので、もし使いすぎてもそれ以上の出費になることはありません。
3)新しい出会いがある
社会人になると、男女かかわらず出会いが一気に減りますよね。仕事と家の往復ではなかなか交友関係も広がらない・・・しかしシェアハウスに住めば、規模によりますが、年齢・性別・仕事・国籍の違う様々なタイプの人と知り合うことができます。
4)寂しくない
一人になりたい時は自室に篭ればいい。寂しくなったらリビングに行けば誰かがいる。寂しがりやにはぴったりです。
5)荷物が少なくて済む
上にも書きましたが、大抵のシェアハウスは家具家電備え付きなので、トランク1つで新生活が始められます。
【デメリット】
1)住人の中に苦手な人がいるかも
全員と仲良くなれればそれが一番理想的ですが、中には非常識な人やルールを守れない人もいます。シェアハウスにあたりはずれがあると言われるのは、このためでしょう。お互いに注意しあえる関係を築くことができれば良いのですが、我慢し続けるのは辛いです。一軒目のシェアハウスには、誰とどこに行くのと出かけるたびに聞いてくるお姉さんがいました。同じ家に住んでいるとはいえ、そこは個人の自由ですよね。私は干渉されるのがとても嫌でした。
2)音が出せない、もしくは隣の部屋の音が気になる
二軒目のシェアハウスでは、隣の隣の部屋の男性がどうにも朝が弱かったようで、早朝から何度も目覚ましが鳴っていました。しかも、起きない。彼は起きられなくても、周りの部屋の私たちはそれで何度目が覚めたことか。笑
3)友人や恋人の宿泊禁止
大抵のシェアハウスでは、友人を呼ぶのは問題ないです。(ただし男性専用、女性専用のシェアハウスだと異性の出入りを禁止しているところもあります)
ただ宿泊となると別。禁止のところが多いです。一軒目のシェアハウスでは、宿泊禁止にもかかわらず彼氏を連れ込んでいた女性が、管理人さんにバレて強制退去させられていました。
最後に、私がシェアハウスを選ぶ際にポイントにした点。
1)家賃
シェアハウスに住もうと思う理由の一つに、家賃を安く抑えたい、という理由が挙がると思います。安いところを探せばいくらでもあります。ただその分不便な点も多い可能性があります。どこまで妥協できてどこからは許せないか、自分の中である程度線引きしておくといいと思います。
2)周りの環境
最寄り駅から歩いてどれくらいか。近所にスーパーや公園はあるのか。近くに大きな道路があると、騒音や空気も気になります。これは一人暮らしをする時にももちろん気にする項目ですね。
3)人数
人数が多ければ、それだけ多くの出会いがあり自分の世界が広がるかもしれない。人数が少なければ、それだけ出会える人数は少ないけれど家族のようなあたたかさがある。私は、10人くらいのこじんまりしたシェアハウスがアットホームで居心地が良いなと思いました。
4)男女
男女混合、男性専用、女性専用とあります。私はGを退治してくれる頼りになる男性がいて欲しかったので、男女混合物件にしました。女性のみは、なんだか怖そうという偏見もあり。笑 ただ男女混合はいろいろと男女のトラブルもありますので、そのあたりはお気をつけて。もちろん、運命の出会いもあるかもしれません。
5)掃除
自分が汚したトイレは掃除できるけど、他人が汚したトイレは掃除したくないって人は、共用スペースの掃除を定期的に業者さんに頼んでいるシェアハウスがオススメです。私は、ここは譲れませんでした。笑 シェアハウスによっては居住者がもちまわりで掃除をしているところもあります。
最近はテーマ型?コンセプト型?という新しいシェアハウスも増えているようです。
何か特殊な趣味やこだわりをお持ちの方は、こういったところもいいかもしれません。
趣味や考え方が似ている人と出会って一緒に住むのは楽しそうですよね。
私が当時シェアハウス探しで参考にしたのはこちらのサイト。
シェアハウス、また機会があれば住んでみたいです。
ただ、田舎にはなかなかシェアハウスは浸透しないようで。
(地元は田舎です)
田舎はそもそも家賃が安いですし、人も少ないですからね。
あまりニーズがないのかもしれません。残念。
ふう、いつもは完全に日記ブログなのに、今日は真面目に書いちゃいました。
ゆるふわゆるふわ。
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