スキンケアをやめてみた。

先月、スキンケアをやめました。正確に言うと、ずぼらなスキンケアに変えました。

きっかけは、皮膚科の先生とのお話。4、5月にかけてどうしようもない肌荒れが続いて、ニキビや湿疹だらけのお肌に本当に参りました。

昨年から、季節の変わり目に小さなニキビなのか湿疹なのかわからないけどプツプツしたものができるようになってしまいましたが、皮膚科で処方された薬をつければあっという間に治っていました。それが、今回は全く効かず。

皮膚科に駆け込み、せんせぇ〜今回は全く治りません〜;;と泣きついた私。じゃあ今度は別の薬を出しましょう、と。この薬も(前回もらった薬と同様に)化粧水やクリームの後につけたら良いですか?そもそもどの化粧水やクリームだったら肌荒れしにくいんですか??敏感肌用使ってますけどそれでも荒れるんですけど!!!と一気にまくしたてたら、先生がぽつりと一言。

「本当は何もつけないほうがいいんだけどねえ。」

50代の男性皮膚科医曰く、

僕は全くスキンケアはしないけど、特に荒れたことはない。きれいとは言えないかもしれないけど、吹き出物ができたりひどく乾燥することもない。女性皮膚科医ならもっと化粧品についての相談にものってあげられるのかもしれないけど、僕は使わないからよくわからない。あなたと同じような女性をたくさん見てきたけど、皆あれを試してこれを試して・・・といろんな化粧品を使ってみるけど治らない。いっそ化粧品を使うのをやめてみれば治るかもしれないけどね、まあ、なかなかそれが難しいんだろうけどね、

と。優しい口調で、最後は「難しいんだろうけどね」とこちらに理解を示すようにお話ししてくれました。

本当は何もつけないほうが良い、以前読んだ本にもそう書いてありました。うすうす気づいてはいるものの、日焼け止めは塗らなきゃいけないし、メイクもちょっとくらいはしたいし、だったらクレンジングを使うことになるから乾燥防止のために最低限のスキンケアはしたほうがいいだろうし・・・と、思ったと同時に、いや待てよ、今までいろんな化粧品試したけどこれって思うものに出会えなかったし、今は何つけても荒れるなら何もつけなくても今よりひどくはならないんじゃない?もう十分荒れてるんだもん・・・とも思いました。

皮膚科の先生はきっと今までにも、私の質問に「何もつけないほうがいい」って教えてくれていたんだと思います。だけど私が「そんなの無理」って決めつけて聞く耳を持ってなかったんだと思います。それが今回、どうしようもなくて、何かにすがりたい・・・って思った時に、私が頼るべきは化粧品ではなくて先生の助言、そして私自身の肌の回復力なのでは?と思ったのです。ちょっとだけ、目が覚めたような、そんな気分でした。

ちなみに、GWに書いた記事に、同じようなことを書いているのですが・・・その時は本から得た情報で、正論に納得はしたものの実行するまでには至らなかったんですよね。なんどもなんども同じことを言われないと改善しないあたり、本当におこちゃまですね。笑

とりあえず、ずぼらになってみよう。さすがにすっぴんで仕事に行く勇気はないので(人に会わない仕事なら良いのだけど)、朝は水で顔を洗いちょこっとだけ化粧水をつけて最低限のメイクをして。夜はクレンジングでメイクを落として、洗顔して、薬だけつける。乾燥が気になるところがあったら、その部分にだけクリームをちょろっとつける。これでいこう!ずぼら万歳!

こうして、半分やけくそ気分で(笑)ずぼらスキンケアに移行しました。

この直後、とある本に出会い、もう一つスキンケアの工程を減らすことができたのですが、長くなりそうなのでまた次の記事に書きます。

おわり。

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