私にもできること。

ベルリンの街を歩いていると、至る所で紙コップを持った人を見かけます。

その人たちは、帰る家はあるのかもしれない。

だけど、働くことができないのかな。

ハロー、と言って紙コップを差し出してきます。

たいていの人は素通りしていますが、ときどきお財布を取り出してお金を入れている人を見かけることもあります。

東京にいた頃も、いろんなところでホームレスを見かけました。

世界の富は、どうにか平等にならないものかなあ。

2年ほど前から、プランジャパンの『Because I am a Girl』というプロジェクトに、毎月1000円寄付をしています。

もともと国際協力に興味があり、学生時代にはボランティア活動などにも積極的に取り組んでいました。

しかし社会人になり、仕事をするのに精一杯。

興味のあるNGOやNPOのメールマガジンには登録したのに、結局東京にいる間一度もボランティアに参加できなかったなあ。(しなかった、が正しいですね。)

こんな私にも、何かできることはないだろうか。

そんなときに目に留まったのが、プランジャパンの『Because I am a Girl』というプロジェクトでした。

女性だから、という理由で学校へ行けなかったり、医療を受けられなかったり、十分な食事ができなかったり、暴力や性的搾取、早すぎる結婚など様々な制限や困難の中での生活を強いられる女性たちがいます。

女性たちへの教育や職業訓練、保護シェルターの設置など、女性に焦点を当て、女性たちが生きていく力を身につけることを目指すこのプロジェクト。

自分も女であり、当時美容系の仕事をしていたのでなおさら『女』としての意識が強かったので、このプロジェクトにとても共感しました。

女だからって、様々な機会が奪われるのは、おかしい。

女って、こっんなに楽しいんだから、女に生まれてよかったって世界中の女性たちが思える世界であってほしい。

そう願いながら、寄付を続けています。

毎日、日本や世界のどこかで災害や事件事故が起こっています。

その度に心がぎゅっとなります。

何もできない自分の無力さに悲しくもなりますが、自分が今幸せに生きていられていることに感謝しつつ、今後も自分にできる小さなことを日々積み重ねていきたいなあ、と思う今日この頃です。

フィリピンの子供たち

↑学生時代に研究活動で訪れたフィリピンの田舎町で出会った子供達。

みんなが笑顔でいられる世界であってほしい。

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